
高校数学の内容を超える内容ですが、
着眼点が面白いです。
速さの単位は「m/s」などを使うことが多いですが、
なぜ「s/m」を使わないのか?
100メートル走やフルマラソン(42.195キロメートル)など、
距離を決めて要する時間で速さを表すこともあるのに、
なぜ、数学では時間を決めて進む距離で速さを表すのか?
理由の一つが、
静止している状態を表すと「s/m」では値が無限大になるから、
でした。
ゆっくり動いているものは、例えば
「10000s/m」
静止しているものは
「∞s/m」
だと確かに扱いにくいですね。
自分にはない着眼点でした。
逆数にするだけで、こんなにも違う世界が広がるんですね。
数学の自由な世界観が好きです。
普通にとらわれる必要がありません。
それまでの常識を覆すことの連続で、
数学は発展してきたのだと思っています。
Hiro